5月11日から13日までの3日間にわたり、東京ビッグサイトで開催された「第9回 働き方改革EXPO2022」にBizXaaS Office(BXO)と関連ソリューションを出展しましたので、今回と次回の2回にわたり、このイベントの様子をお伝えします。

【イベントレポート】「第9回 働き方改革EXPO2022」に出展しました(前編)
【イベントレポート】「第9回 働き方改革EXPO2022」に出展しました(前編)

出展の概要

今回のイベントでは、 “デジタルとリアルを融合させたワークスペース”に関連した製品や技術の一部を展示しました。
コロナ禍によりテレワークをメインとした働き方が拡大・浸透し、一定の効果・メリットは得られているのもの、オンラインコミュニケーションに限界があることも認識しました。失われたリアル感をどのように補完すれば、コロナ前よりも豊かに働けるようになるかという新たな課題に多くの企業様が直面しています。
そこで、私たちはデジタル技術で利便性やセキュリティを高めるという視点は意識しつつも、失われたリアルを補完できる選択肢を新たに提示することし、今回の展示では、デジタルの側面とリアルの側面の両方をバランスよく取り入れていく世界観において、必要な要素と考えうる製品・技術をご紹介させていただきました。

出展した各製品について

多様な働き方の実現/クラウド・エンドポイントのセキュリティ対策/リアルコミュニケーションの補完の観点で、以下製品・技術をご紹介しました。

仮想デスクトップ(BVDI):多様な働き方
オンプレミスやハイブリッドやクラウドで提供する仮想デスクトップについて、ご紹介しました。時間や場所に制約されずにオフィスのデスクトップ環境にアクセスして作業が出来る一方で、手元の端末に情報を持たせないため、利便性は保ちながら、内部統制や情報漏えい対策にもなります。
仮想デスクトップ(BVDI)を詳しく知りたい方はこちら >>

ゼロトラストネットワーク(BMWS):クラウド・エンドポイントのセキュリティ対策
クラウドやエンドポイントのセキュリティ対策基盤として、ゼロトラストネットワークの考えに基づいた7機能のご紹介や、お客様事例のご紹介をしました。クラウドサービスの利用定着に伴い、ネットワーク、デバイス、ユーザーを外部脅威から守ったり、不正を防止するための技術を用いて、業務環境をデジタル面で支えるファクターの1つとして注目されています。
ゼロトラストネットワーク(BMWS)を詳しく知りたい方はこちら >>

仮想デスクトップ(BVDI):多様な働き方
ゼロトラストネットワーク(BMWS):クラウド・エンドポイントのセキュリティ対策

プレゼンスシステム:リアルコミュニケーションの補完
超大型モニターによる拠点間常時接続システムをデモ展示し、イベント会場と豊洲オフィスを接続しました。従来のリモート会議と比較して臨場感のある会議環境を再現し、リアルな会議環境/拠点間通信を行うことで、社内・社外のコミュニケーションにどのような効果がもたらされるのかを検証中です。(展示製品:SmoothSpace2)
その他、シーリングマイクやスピーカーの検証も行っています。

プレゼンスシステム:リアルコミュニケーションの補完

高品質なオンライン会議補完ツール:リアルコミュニケーションの補完
会議室内の人を認識し、自動で画面分割や音量調整をするハードデバイスをデモ展示しました。ハイブリッドワーク時に課題となる、会議室で集まる人とそこにZoomで参加する人間のコミュニケーションの取りづらさの解消に役立つツールです。(展示製品:Zoom Neat)

高品質なオンライン会議補完ツール:リアルコミュニケーションの補完

テレプレゼンスロボット:リアルコミュニケーションの補完
遠隔操作も自走も可能なテレプレゼンスロボットを展示しました。オフィス内を移動し、ワーカーの健康管理、ワーカー間のコミュニケーションハブとして機能させることを目指しています。(展示製品:Temi)

テレプレゼンスロボット:リアルコミュニケーションの補完
テレプレゼンスロボット:リアルコミュニケーションの補完

VRを活用したメタバース空間での会議:リアルコミュニケーションの補完
メタバース空間で会議デモを行いました。デジタル技術で作られたバーチャル空間の中で、どこまでリアルの世界のように会議や作業ができるかを検証しています。ビジネス用途でご利用いただけるように改善を重ねています。(展示製品:NTT XR Coworking)

VRを活用したメタバース空間での会議:リアルコミュニケーションの補完
VRを活用したメタバース空間での会議:リアルコミュニケーションの補完

ヘルスケア・ウェルビーイング管理デバイス:リアルコミュニケーションの補完
スマホや、ミラー型デバイスでのウェルネス管理のデモを行いました。テレワークの定着に伴い、対面で様子を確認する機会が減り、従業員の健康管理は把握しづらくなりましたが、その管理は重要です。主観的なアンケート調査による定性データだけでなく、客観的な定量調査を行うことで、従来よりも精度を高めた健康管理として、今後のワークスペースでは必要になってくると思われます。(展示製品:Health Data Bankなど)

ヘルスケア・ウェルビーイング管理デバイス:リアルコミュニケーションの補完

BXOはこれまで、「デジタルワークスペース」と称して、セキュリティ、利便性、生産性、最新のIT・クラウドサービスの汎用性を確立したワークスペース構築に取り組んできました。
しかし、これからは“デジタル”だけではなく、リアルコミュニケーションの補完も含めた総合プロデュースとコーディネートが必要になると考えており、“リアル”の要素を取り入れた製品展開を目指し、様々な検証を進めております。

次回のコラムでは、イベント展示ブースの来場者のコメントのご紹介や、当社説明員のコメントの紹介などを予定しています。

資料ダウンロード
お問い合わせ
メールマガジン登録