はじめに

国内で少子高齢化と労働人口減少が加速する中、企業では多様な人材が活躍できる環境や制度作り、IT活用による業務効率化などの取り組みが進んでいます。今後、このような状況下で企業が持続的に成長していくためには、これら「労働の量」の確保とともに、確保した人材が自身の能力を高めて長く活躍できること、従業員一人ひとりの働く意欲や満足度に繋がる「働きがい」などといった質的な側面も向上させていくことが、より一層重要になっていくと考えます。

“働くを再定義する”スローガン「Work Re:Invention」

NTTデータでは、2005年頃より自社の「働き方改革」に取り組み、制度や仕組みの見直しをおこなってきました。

また、仕組みについては自社導入から得たノウハウを活かしたソリューションとして提供し、お客様の働き方改革についても支援をおこなってきました。

その後、政府から「働き方改革関連法」をはじめとした各種取り組みが発表され、徐々に働き方改革は浸透し、コロナ禍により一気にリモート化が進んだ結果、出社とリモートが混在するハイブリッドワークが主流となりました。仕事とプライベートの距離が近くなったことで、プライベートも含めた生活全体の質(QOL)を重視したり、会社や同僚との関係性が希薄になり、時間の使い方が変化するなど、働く人の意識が変化し、また、副業を解禁する企業の増加や雇用の流動化など、企業と従業員の雇用関係も変化してきています。

このような中で、いつでもどこでも、高いセキュリティで利便性の高い業務環境を提供する「働きやすさ」の向上支援だけに留まらず、企業と従業員との結びつき、従業員の仕事に対する意識や意欲、生産性の最大化、そして彼らの人生まで思いやることなど、組織において「働く」ことを多角的に捉えることから、スローガンである「Work Re:Invention」が生まれました。

「Work Re:Invention」を構成する3要素とコンセプトムービー

「Work Re:Invention」では、これまで提供してきた「働きやすい環境の実現」に加え、「労働の質」や「働きがいの創出」を考慮することで、前向きで自発的に貢献できる職場作りを目指し、従業員エンゲージメントの向上・維持に繋がるサービスを推進しています。

一人ひとりが能力を高めながら生き生きと活躍でき、この会社で働くことへの満足感や意欲を維持できるようにという思いから、『「働く力」を引き出すために』というサブテーマを設定しました。

具体的には、上記理念に沿って、3つの要素「個人の業務効率化や成長を支援するサービス」、「組織・チームのコラボレーション力を強化するサービス」、「安全かつ利便性の高い業務インフラ」に関するサービス提供を通じて、働きがいに作用し、企業価値の向上や従業員の幸福度向上に寄与するサービスの拡充にこれからも努めてまいります。

「働く力」を引き出すためにー「Work Re:Invention」ー

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